今回は脱サラするための目標が定まるまでのちょっとしたメモ的な話。
月20万円稼げれば会社をやめるのには十分だと思った話
私は悲しいことに大学の頃から社会人になりたくなかった。
というのも毎日朝早くから満員電車に乗って、行きたくもない会社に行き、家に帰ったらご飯を食べて寝るだけ。週末は家で平日の睡眠時間を取り戻すように昼近くまで寝るという生活に全く憧れなかったからだ。恐らく多くの人が同じようなことを考えているとは思うありきたりな話である。
とはいえ周りは社会人になるために学生のうちから資格の勉強に励んだり、積極的にインターンに参加して企業の雰囲気がどうだった、というような話に花を咲かせている。
ふつうはそうなのだと思う。私が会社員のマイナス面にしか目を向けることができないから、就活に対して前向きに取り組むことができていない。
んで、働きたくないからこの「えだはの部屋」というブログを始めた。しかしブログだけで生活していくイメージが当時はもてなかったので周りからは遅れる形だがブログ運営と並行して就活もしていた。
人並みに苦労はしたが何とか1社から内定をいただき、大学4年のときには翌年4月から自分も社会人になることが決まった。
それからは研究や卒業旅行などでバタバタした生活を送ってブログの更新などほぼ0の状態が続いた。
で4月から社会人に。新しい環境から得られる刺激のようなものはありつつも、心のどこかで一生これが続くのかぁとも思っていた。
とはいえブログは全く更新しておらず、収益といえばせいぜい広告収益から得られる数百円程度。こんな状態では脱サラなど不可能である。
そもそも一体いくら稼げれば自分で満足なのかを把握していなかった。それに脱サラするとなるとサラリーマン時代よりもお金を稼いでいないとダメだと思い込んでいた。
しかし、カフェでひとりでゆっくりしているときにふと、「あれ?もしかしていまの新卒1年目に得られるお金で十分ではないか?」と思った。
私の場合は諸々引かれたあとに手元に残るのが18万円くらい。これで悠々自適な生活を送れているかというとそうではないが、それでもお金には特に不自由せずに生活できている。
となると、個人で20万円くらい稼ぐことができれば今と変わらない生活を送ることができる。いや、お金は変わらずに時間という自由を手にいれることができる。
で、20万円という数字は現状のブログ収益からは程遠い数字ではあるのだが、2, 3年間ほかのことを捨てて本気で取り組めば達成できる数字であるように思われる。
結論としては上の通りなのだが、自分の中で脱サラするための数値上の目標が決まったことが個人的に大きい。
この目標を目指して地道に、愚直に取り組んでいけば達成できる感覚が自分の中にある。
ので、今後はこの「20万円をブログで稼ぐ」という目標に向かってひた走っていきたい。
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