個人的にPythonを使う上で一番使うのがpipコマンドです。pipコマンドを使うことでPythonのライブラリを簡単に管理することができます。
今回はpipコマンドの中でも、多くの人ががよく利用するであろうものを厳選してまとめました!
pipコマンドまとめ
※ pipコマンドの引数でライブラリ名が必要な箇所については、seleniumライブラリで統一して解説しています。
pip list:インストール済みのライブラリを表示
Python環境でインストール済みのライブラリを表示するにはpip listコマンドを使用します。
pip list
ちなみに以下のコマンドを入力すればインストール済みのライブラリの中で最新バージョンでないものだけを表示することができます。
pip list --outside
pip install:ライブラリのインストール
Python環境に新しくライブラリをインストールするにはpip installコマンドを使用します。
最新バージョンのライブラリは以下のコマンドでインストールできます。
pip install -U selenium
上記のコマンドでは最新バージョンのライブラリをインストールしていますが、Pythonを使っていると古いバージョンのライブラリでしか動かないときがままあります。
そのような場合はライブラリ名の後ろでバージョンを指定することで、任意のバージョンをインストールすることができます。
pip install selenium==4.1.0
pip uninstall:パッケージのアンインストール
パッケージをアンインストールするにはpip uninstallコマンドを使用します。
pip uninstall selenium
pip freeze:インストール済みライブラリの書出し
現在のPython環境でインストールしているライブラリをテキストファイルrequirements.txtに書き出すにはpip freezeコマンドを使用します。
pip freeze > requirements.txt
requirements.txtに書き出されたライブラリを別のPython環境で一括にインストールするにはinstallコマンドを使って以下のように入力します。
pip install -r requirements.txt
まとめ
今回は多くの人がよく利用するであろうpipコマンドをまとめました。
この記事で不明な点や気になるところがあれば下のコメント欄までお願いします。それではまた!
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