前回に引き続きPythonの備忘録記事です。
今回はPythonの標準ライブラリである、randomライブラリを使って乱数を生成する方法についてまとめました。
目次
randomライブラリ
random.random():乱数を生成する(float型)
一番基本的な乱数(0以上1未満のfloat型)を生成したいというときはrandom.rand()を使います。
import random
print(random.random())
# 出力例
# 0.9192849583477221
random.uniform(a, b):任意の範囲で乱数を生成する(float型)
任意の範囲(a以上b以下)でfloat型の乱数を生成したい場合はrandom.uniform(a, b)を使います。
import random
print(random.uniform(-1,1))
# 出力例
# -0.2505761089531122
random.randint(a, b):任意の範囲で乱数を生成する(int型)
任意の範囲(a以上b以下)でint型の乱数を生成したい場合はrandom.randint(a, b)を使います。
import random
print(random.randint(0,100)
# 出力例
# 79
random.randrange(start, stop, step):任意の範囲で一定ステップの乱数を生成する(int型)
random.randint(a, b)よりも細かい条件でint型の乱数を生成したい場合はrandom.randrange(start, stop, step)を使います。
この関数ではstart以上stop未満の整数かつ、startにstepの倍数だけ足した数の中から乱数を選択します。
下記の例だと0以上30未満で3の倍数の整数を生成しています。
import random
print(random.randrange(0, 30, 3))
# 出力例
# 9
まとめ
今回はPythonの標準ライブラリである、randomライブラリを使って乱数を生成する方法をまとめました。
この記事で不明な点や気になるところがあれば下のコメント欄までお願いします。それではまた!
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