[レビュー]第11世代Kindle Paperwhite

 今回は私が今年の一月に購入したKindle Paperwhiteのシグニチャーエディションを購入するまでの経緯から、実際に3カ月使用した感想などを紹介したいと思います。購入を検討している方はこの記事も参考にしてみてください!

目次

Kindleとは(読み飛ばし可)

(出典:Kindleアプリ)

KindleとはAmazonで購入できる電子書籍Kindole本を読むための電子リーダーの名称です。スマホ等とは違い、e-inkという技術が液晶に使われており、実際の紙の本のように電子書籍を読むことができます。

本を読むのにはとても便利な本機器ですが、本を読むこと以外の機能はほぼ搭載されておらず、せいぜいKindleストアで新しい本を買う程度のネットサーフィンしかすることが出来ません。しかし、だからこそ他の誘惑に邪魔されず、読書に集中できるというものです。


今回紹介するKindlePaperwhiteとは、その電子リーダーKindleシリーズの中のミドルクラスの性能をもった機器となります。

Kindle Paperwhite導入への経緯

(出典:富士通 WEB MART

もともと紙の書籍派だった私がKindleに切り替えた簡単な経緯を話します。Kindleについて興味をもったのは電子書籍からではなく、e-inkからでした。


当時大学2年生の私は、大学の授業で紙のノートを持ち運ぶのが億劫になり、ペーパーレス化出来ないかと考えていました。しかし、iPadのようなタブレット端末では目が疲れる上に、意思の弱い私はアプリなどの娯楽に誘惑されてしまうのではないかと考え、代替案を考えました。いくつか調べているうちに「QUADERNO」という、e-ink機能を搭載した電子ノートに出会いました。実際に購入して使ってみると、確かに紙のノートのような質感。当時の私はとても感動しました。

結局、まだ比較的新しい技術であり、実用的に使うには動作がもっさりしていたため、半年後にフリマアプリで売却してしまいましたが、e-inkという技術の虜になりました。

どの電子リーダーを購入するか

 さて、e-inkに憑りつかれた私は紙書籍派から電子書籍派になりその技術を堪能することを決めました。しかし、電子リーダーを購入する上でいくつか悩むポイントがありました。

1.電子書籍を購入するなら楽天か、Amazonか

 はい、1つ目の悩みポイントはこれです。楽天かAmazon、どちらのサイトで今後電子書籍を購入していくか。私は調べるまで知らなかったのですが、実は楽天でも電子書籍を購入することが出来るんです。

しかし、楽天で購入した場合は楽天の提供ソフトでしか、Amazonで購入した場合はAmazonの提供ソフトでしか買った本を読めないんですね。つまり、買った本を1つのライブラリに統一するにはどちらかのサイトで購入するしかない

では、どちらにするか。臆病な私はこれについても調べました。すると、どうやら電子書籍はその販売元がそのサービスを終了すると読めなくなってしまうそうなんです。(※購入した分は返金などの形で返却される場合もあり)

普段は楽天経済圏なのですが、楽天かAmazonを天秤にかけたとき、サービス終了のリスクが低いのは私の中ではアマゾンでした。ということで私の場合、電子書籍の購入場所はAmazonストアに決まりました。

2.どのKindle端末を選ぶか

 2つ目の悩みポイントはどのKindle端末を選択するかでした。種類は大きく分けて以下の3種類。

/KindleKindlePaperwhite(11世代)Kindleオアシス
価格8980円~14980円~29980円~
性能低性能中性能高性能
充電方法micro usbType-C充電micro usb充電
色調調節ライト×
ページ送りボタン××
(Kindleモデル比較)


購入端末を決めるために私が重視した点は、まず読書をする上でストレスなく読めること。どうやら調べているとKindleだとまだ少し動作が重たいらしい。そのため、Kindleを除いた2つの選択肢に絞られる。

次に充電方式に注目するとKindleオアシスではまだType-C充電に対応していない。近頃は専らノートパソコンなどもType-C充電に対応してきているので、コンセント回りをすっきりさせるためにはこちらもType-C充電の方が望ましい。

ということで、動作が速く、Type-C充電に対応したKindle Paperwhiteに決まり。次に決めることが私を最も悩ませました。実はKindlePaperwhiteには無印タイプとシグニチャーエディションという別のモデルが存在し、シグニチャーエディションでは以下の機能が追加されています。

シグニチャーエディションの追加機能他

  • 容量が8GB→32GBに増量
  • 明るさに応じてライトの加減を調整するライト自動調節機能の追加
  • ワイヤレス充電に対応

上記の機能が追加されたシグニチャーエディションでは価格が一気に5000円アップし19980円!

貧乏大学生としては支出を抑えたい気持ちがありつつも、高性能につられこちらのモデルをお買い上げ。せっかくいいものを買うんだからとワイヤレス充電器とカバーまで購入し、総額25140円。懐がさらに寒くなる。

実際に使ってみた感想

 購入してから3カ月近くが経ち、これまでの感想をここに記そうと思います。

(左:Kindle本体 右:本体カバー)

良かった点

電池持ちが良い

電池持ちが非常に良かったですね。私は大体一日に一時間くらい読書の時間に費やしますが、一週間は充電しなくても余裕で使えました。

レスポンスが速い

やはり最新機種だということもあり、ページを捲る際のレスポンスは非常に速かったです。e-inkが搭載されているとどうしても動作がもっさりしがちなのですがこちらに関しては全く気にならなかったです。また、文字以外の画像メインの本でも問題なく読めました

質素ながらも高級感がある

シンプルな見た目ですが、本体裏面はマットな素材が使われており持っていてテンションが上がります笑。カバーをつけると更に見た目が洗練されますよ! 

残念だった点

 ※こちらに関しては私のリサーチ不足もありますので、それを踏まえてお読みください。

ワイヤレス充電機能

まず、ワイヤレス充電です。ケーブルなどを指す手間が減りましたが、本体が熱を帯びることが気になりました。充電し終わっていざ読もうとすると本体が温かく、私としてはそこが気になりました。

また、電子機器が熱をもつのは耐久性の面でも心配になってしまいます。

ライト調節機能

次にライトの自動調節機能ですが、私はいつもオフにして使用しています。理由は、読んでいる最中に体勢を変えると本体の明るさが勝手に変わってしまいます。体勢を変える度に明るさが変わるのが私としては煩わしく感じたので、残念ポイントに挙げました。

本体カバーをつけると重たい

 本体カバーをつけると体感としてかなり重たく感じました。私の場合、普段は片手で持ちながら使用しているのですが腕が疲れるので持つ手を変えたりしながら使用しています。

まとめ

残念だった点もいくつか挙げましたが、概ね期待通りの商品でした。本が一台の端末に集約されているので部屋が大分スッキリしました。


 ただ、シグニチャーエディションを購入した私個人としては、わざわざ5000円高くお金を払ってまでシグニチャーエディションを購入しなくてもいいのかなというのが正直なところです。なので、電子リーダーを検討している方には無印のKindlePaperwhiteがコスパのいい買い物になるのではないでしょうか。他のモデルを購入した方の意見やご感想などお待ちしております。それではまた。

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この記事を書いた人

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国立大学で情報工学を専攻中の22歳の♂。
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