【Swift】関数完全攻略!引数の有無や返り値の型について徹底解説!

SwiftとはiOSアプリを開発する際に使われるプログラミング言語です。

今回はそんなSwiftでの引数や返り値の有無それぞれに対応した関数定義についてまとめました。

目次

Swiftでの関数定義まとめ

引数なし・返り値なしの場合

引数なし・返り値なしの場合、関数は以下のように定義します。

func 関数名() -> Void{
    //処理
}

実際にサンプルコードを見てみましょう。

下記サンプルコードで作成した”print_hello”関数は画面に”Hello World!”という文字列を出力するという関数になっています。

func print_hello() -> Void{
    print("Hello World!")
}

print_hello()

// 実行結果
// Hello World!

引数なし・返り値ありの場合

引数あり・返り値なしの場合、関数は次のように定義します。

func 関数名() -> 返り値の型{
    //処理
    return 返り値
}

実際にサンプルコードを見てみましょう。

下記サンプルコードで作成した”return_hundred”関数では100を返り値として返すというような関数になっています。

func return_hundred() -> Int{
    return 100
}

print(return_hundred())

// 実行結果
// 100

引数あり・返り値なしの場合

引数なし・返り値ありの場合、関数は次のように定義します。

func 関数名(引数名1:型, 引数名2:型=初期値, ...) -> Void{
    //処理
}

引数の初期値を定義しない場合は「引数名:型」のよう引数を設定し、引数に初期値を与える場合は「引数:型=初期値」のように引数を設定します。

実際にサンプルコードを見てみましょう。

下記サンプルコードで作成した”calc_multiplication”関数は引数として与えた変数の7倍を出力するという関数になっています。

func calc_multiplication(a:Int, b:Int=7) -> Void{
    var c = a*b
    print(c)
}

calc_multiplication(a:5)

// 実行結果
// 35

なお引数bにも値を与えると、2変数の積を計算する関数になります。

func calc_multiplication(a:Int, b:Int=7) -> Void{
    var c = a*b
    print(c)
}

calc_multiplication(a:5, b:9)

// 実行結果
// 45

引数あり・返り値ありの場合

引数あり・返り値ありの場合、関数は次のように定義します。

func 関数名(引数名1:型, 引数名2:型=初期値, ...) -> 返り値の型{
    //処理
    return 返り値
}

実際にサンプルコードを見てみましょう。

下記サンプルコードで作成した”calc_price”関数では引数として与えた大人と子供の人数から代金を計算するような関数になっています。

func calc_price(adult:Int=0, child:Int=0) -> Int{
    var price = 1000*adult + 500*child
    return price
}

print(calc_price(adult: 2,child: 1))

// 実行結果
// 2500

大人と子供の代金をそれぞれ1000円と500円で設定しているので大人2人と子供1人の代金は2500円となり、実行結果が正しく表示されていることが確認できます。

まとめ

今回はSwiftでの引数や返り値の有無それぞれに対応した関数定義について解説しました。

紹介したサンプルコードでは簡単な処理しか行っていませんが、工夫すればもっと複雑な処理を一括で行ってくれるのが関数の魅力です。大規模なアプリを作成する場合などは積極的に活用していきましょう!

この記事で不明な点や気になるところがあれば下のコメント欄までお願いします。それではまた!

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国立大学で情報工学を専攻中の22歳の♂。
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